レオナルドダヴィンチと発達障害


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レオナルドダヴィンチの名前を聞いたことがないという人は少ないでしょう。

万能人と知られ、

芸術家、画家、博学者、科学者、占星術師、鏡文字、音楽、建築、料理、美学、数学、幾何学、生理学、組織学、解剖学、美術解剖学、人体解剖学、動物解剖学、植物解剖学、博物学、動物学、植物学、鉱物学、天文学、気象学、地質学、地理学、物理学、化学、光学、力学、工学、流体力学水理学、空気力学、飛行力学、飛行機の安定、航空力学、航空工学、自動車工学、材料工学、土木工学、軍事工学、潜水服などの分野に顕著な業績と手稿を残したとされる。

(出典 wikipedia

こんなに何でもできる天才が実は発達障害ではなかったのかと、最近の研究では明らかになっています。

 

発達障害とは

発達障害と名前に障害と入っていますが、実際には単なる脳の特性です。右利きの人と左利きの人がいますが、特性上そのようになっているのと同じです。

左利きは、社会に作られているものが右利き用のものが多いため苦労しますが、発達障害も同様に、発達障害を持つ人がマイノリティなため、苦労をしています。

 

レオナルドダヴィンチはADHD

レオナルドダヴィンチは発達障害の中でもADHDだと言われています。

注意欠如・多動性障害(ADHD)

子どもの多動性-衝動性は、落ち着きがない、座っていても手足をもじもじする、席を離れる、おとなしく遊ぶことが難しい、しゃべりすぎる、順番を待つのが難しい、他人の会話やゲームに割り込む、などで認められます。不注意の症状は、学校の勉強でミスが多い、課題や遊びなどに集中し続けることができない、話しかけられていても聞いていないように見える、やるべきことを最後までやりとげない、課題や作業の段取りが苦手、整理整頓が苦手、宿題のように集中力が必要なことを避ける、忘れ物や紛失が多い、気が散りやすい、などがあります。

大人になると、計画的に物事を進められない、そわそわとして落ち着かない、他のことを考えてしまう、感情のコントロールが難しいなど、症状の現れ方が偏しますが、一般に、落ち着きのなさなどの多動性-衝動性は軽減することが多いとされています。また、不安や気分の落ち込みや気分の波などの精神的な不調を伴うこともあります。

(出典 厚生労働省HP)

ダヴィンチの特徴として、

①作品数が少ない

②遅筆

③完璧主義

④興味関心がすぐに移り変わる飽き性

という4つが挙げられますが、これらはADHDによく見られる傾向です。

 

最後に

ダヴィンチは私が一番尊敬する偉人です。本も図書館においてあるものは全て読みました。

その中でダヴィンチは大きな苦悩を抱えていることが手稿に書かれていることがわかりました。ダヴィンチほどの輝かしい業績を持つ偉人でもです。その苦悩にはやはりADHDを抱えるがゆえの苦悩もあります。

私自身も発達障害を抱えています。そして今もそのことで悩み、苦しむこともあります。

しかし、こういう自分と同じ特性を持つ偉人を見ていると、勇気が湧いてきます。私にはここまでのことはできないかもしれない。でもできないとは言い切ることも不可能だ。

同じく発達障害を抱える人々の気持ちは多少はわかります。でも、その特性を利用して行くこと。それしか私達にはできないと考えるとシンプルでいいと思いませんか?