夢の話
今回は僕の夢の話押したいと思います。
夢は大きくというのが子供ころから言われています。プロ野球選手や宇宙飛行士、仮面ライダーと答える人が多かったですし、皆さんの周りにも似たような人がいたんじゃないでしょうか?
僕の夢は珍しいことに変わっていません。「正義の味方」になること。
この夢だけは変わることなく、変えられることなく、諦めることなく持ち続けていました。
誰かに話したことは大きくなってからはありません。どうしても子供じみているという風に自分でも思いますし、笑われそうという怖さがありました。
このブログに書いた意味は匿名性が高いという理由もあります。しかしそれと同時に夢を持ち続けることを大人になるにつれてどうしてもあきらめなければいけない現実に対して自分の意思表示があります。
夢をあきらめる理由は人それぞれでしょうが一言でいうと「諦め」でしょうか?
諦めることは悪いことではありません。諦めることで次の一手を早く打てます。だから諦めるということは、時に有効的に働くでしょう。何なら夢をただ追い続ける人よりも現実的で、今の時代を生きていく上では正解なのかもしれません。
ですがそれでもあきらめられないただの馬鹿野郎の言葉だと思って聞いてください。
「正義の味方」って具体的に何?
「正義の味方」というとイメージされるのはヒーローでしょうか?
実際その解釈で間違っていません。僕の原点は悪を倒すヒーローでしたから。
僕にとっての「正義の味方」はシンプルですが、困っている人を助けることです。具体的に言っていくと、
1、貧困を解決したい
2、難民をなくしたい
3、戦争をなくしたい
この3つが大きな柱になっています。
このほかにも色々とありますが、大きなところでいうとこの3つになります。
それぞれが果てしなく大きな事象であり、解決には多大な時間と費用が掛かり、解決することができるのかすらわかっていません。しかし僕が死ぬまでには多少なりとも解決に貢献いておきたいと思っています。
貧困も難民も戦争も発生する原因にはお金がかかわっていると思います。
というよりこの世の中の問題の多くにお金がかかわっており、かかわっていない出来事のほうが少ないと考えられます。
貧困状況
世界の貧困率および貧困層の数
貧困率 1990年:36% 2015年:10%
貧困層の数 1990年:18億9500万人 2015年:7億3400万人
(*2011年の購買力平価に基づき、国際貧困ラインを1日1.90ドルで計算)
(出典 World Bank)
このデータはいわゆる絶対的貧困を示す値で、日本などの先進国に多いといわれている相対的貧困は含まれていません。
相対的貧困を含めるともっと多くの人が困窮していることでしょう。
さらに、「世界の成人人口の上位1%に当たるおよそ5100万人の富裕層だけで、世界全体の個人資産の37.8%を保有しているとしています」という記事もあり、格差は深刻なものだと考えることができます。
(出典 NHK)
難民の状況
「難民」は、人種、宗教、国籍、政治的意見または特定の社会集団に属するという理由で、自国にいると迫害を受けるおそれがあるために他国に逃れ、国際的保護を必要とする人々と定義されています。
(出典 UNHCR日本)
現在の難民の数はウクライナをはじめ世界各地で起こっている人道危機により、その数は1億人を超えています。
(出典 UNHCR日本)
世界の人口で割ると78人に1人が難民というのが今の状況です。難民の数はこれからも増え続けるといわれており、これには記憶に新しいロシアウクライナ危機に代表されるように紛争が原因です。
3つ目の夢の戦争をなくすことと2つ目の難民をなくすことは密接に絡み合っています。1つ目の貧困も紛争が起こっている地域は必ずと言っていいほど貧しいので、1~3の夢はすべてつながっていると言ってもいいのかもしれません。
最後に
これまで貧困と難民についてのデータを見せてきました。
それを見てみなさんはどう思われましたでしょうか?
僕は大学の講義でこのようなデータやドキュメンタリーを見る機会があり、レポートでもこれらのことについて書いたことがあります。
UnicefやUNHCRなど国際NGO組織が日本で寄付の呼びかけをしているところを街中で見かけます。この記事を読んで、少しでも力になりたいという方は寄付に協力してほしいと思います。寄付する組織としてこの二つは間違いまりません。必ずそのお金で多くの命を救ってくれます。
僕たちには時間が平等に限られています。そのなかで一人にできることはものすごく小さいものです。しかし決して無力ではありません。
行動することは難しいそうに見えて、意外と簡単なものです。今の時代スマホ一つでできます。
みなさんの勇気ある行動を願っています。